2020/05/02 07:26

ヒトゲノム、宇宙工学、人工知能など多くの分野で科学の急激な発展がされていますね。
そんな中で、医療業界も大きく変化を遂げようとしております。

再生医療とは何なのか?
答えは「自然には再生できない組織や臓器を再生させ、機能を回復させることを目指す医療」ということになります。
私たち人間の体には元来再生する能力が備わっています。
皮膚であれば1か月~3ヵ月で新しい細胞に入れ代わり、古くなった皮膚は垢となって剥がれ落ちます。
同じように胃腸や肺、血管なども数ヶ月かけて古い細胞が脱落し減った分だけ、新しい細胞が再生し回復しています。
それと同様に切り傷や骨折も新しい細胞により回復します(^^♪
しかし、失っていく細胞の量が、新しく再生する細胞の量を超えた時、元に戻れなくなります。
失ったものを自力で補うことができなくなった時に、他の力を借りて補う、という医療が『再生医療』なのです。
義足、義歯、臓器移植、輸血や白血病治療における骨髄移植もそのひとつですし、細胞を血液中に投与したり、細胞により、組織を修復したり再生したりする治療もその一つです。
これらすべてが再生医療と言われています。
現在、さまざまな細胞を用いた再生医療が研究されています。
例えば、間葉系幹細胞を身体から取り出し、体の外で培養して数を増やし、再び患者さんの体に戻すという治療も行われはじめました。
今後の治療や医療への考え方が大きく変わっていきます。
平均寿命も120歳と言われ始めました。
安心してください。
健康寿命、しかも若い姿で健康の状態での長生きらしいですよ♪